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2006年02月07日

●ソーチェンの整備と目立て

正しく目立てされたチェンは作業を容易にします。
正しく目立てされたチェンを使うと簡単に木材を切ることができ、
また加える力も少なくてすみます。
切れ味の悪いチェンや傷んでいるチェンで作業しないで下さい。
身体に大きな負担がかかり、切断状態も十分でなく、
刃の磨耗が大きいからです。
◎ソーチェン汚れを取り除きます。
◎チェンにひびが入っていないか、
  リベットが破損していないか調べます。
◎このような破損や磨耗を発見したら、新しい部品と交換します。
  交換した部品は今までの部品の形状やサイズになるように修正します。

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スチールソーチェンは
ピッチサイズ(例えば3/8”)は、
すべてのカッターのデプスゲージ部分
に刻印されています。
専用のヤスリを使用してください。
他のヤスリでは、形や削れ方が合いません。
ヤスリ径は、ピッチに合わせて選んでください。
目立ての際は、カッター角度を保持して下さい。
metate002.gif
A=上刃目立て角
B=横刃目立て角

ラピットマイクロ  A=30度 B=85度
ラピットスーパー A=30度 B=60度
すべてのカッターを同じ角度にして下さい。
もし角度が不揃いですと、チェンの回転がガタついて
まっすぐに回りません。磨耗が速くなり破損する危険が増加します。
これらの条件を満たすにはかなりの熟練が必要です。
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ファイルホルダーを使用してください
正しい目立て角度はファイルホルダーにマークされています。

角度の点検用工具
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スチールファイリングゲージ
すべての上刃・横刃目立て角
デプスゲージのセッティング、カッターの長さ
溝の深さが点検でき、ガイドバーの溝とオイル孔の
掃除にも使えます。

●正しい目立ての仕方
チェンピッチに合った目立て工具を選んでください。
必要ならバーを万力に挟んでください。
ハンドガードを前方に押しブレーキをかけます。
目立てはたびたび行い、切れなくなる前にほんのわずか
刃先を擦るのが長持ちの秘訣です。
metate005.gif
metate006.gif
ヤスリは水平に握りファイルホルダーにマークされた角度で目立てします。
常にカッターの内側から外側に向かってヤスリをかけます。
戻すときはカッターに触らないように気をつけます。
ヤスリは時々回してください。
●デプスゲージの設定
metate007.gif
デプスゲージによってカッターが木に食い込む深さ、
つまり削り取られる木の厚さが決まります。
デプスゲージとカッター先端との間隔=a
この設定は、穏やかな季節すまわち霜の無いときに軟らかい
木を切るとき0.2mmまで増やすことが出来ます。
1/4 0.65mm
3/8PMN 0.45mm
3/8PM 0.65mm
0.325 0.65mm
3/8 0.65mm
0.404 0.8mm

デプスゲージを低くする
チェンの目立てをすると、デプスゲージ量(a)が小さくなります。
チェンの目立てを行うごとにファイリングゲージで
デプスの高さを点検します。
metate008.gif
デプスゲージがファイリングゲージから出ている場合は
デプスゲージを低くします。
metate009.gif
デプスゲージはファイリングゲージに平行に仕上げてください。
metate010.gif
その後デプスゲージの肩をサービスマーキングと平行になるように削ります。
metate011.gif
ファイリングゲージをソーチェンに載せデプスゲージの最も高い位置が
ファイリングゲージと一致しているか点検しlてください。

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